カラフルDay'S

□16.「なんだ、氷室辰也はただの廚二か」「お前が言うな」
1ページ/3ページ



『わぁぁぁ…可愛いーっ!』


「あ、これなんかも良いんじゃないかな?茜にピッタリだよ」


『か、可愛い……でもこんな可愛いものは私には…』


「何を言っているんだ。茜は十分可愛いよ」


『せ、先輩!////』























「おい何だあの色男はよぉ……」


「あ、室ちんだー!」


「俺に逆らう奴は氷室辰也でも「赤司っちもう一人の人格出ちゃってる落ちついて!!」」


殺気がだだ漏れの虹村と赤司


「あんな男に……あんな…あんな……」


「氷室辰也マジで◯◯、氷室辰也マジで◯◯、氷室辰也マジで…」


「……俺この二人の近くに居るの全力で嫌なんすけど………」


そんな黄瀬はほっといて…じっと様子を見ていた青峰と緑間が声をあげた


「お、今度はあのカフェに入るみてぇーだぞ!」


「追いかけるのだよ!」











はぁ…はぁ…


皆さん速いです……


どうも、茜さんのナイトの黒子テツヤです


まぁ皆さんも状況はわかっていますよね?そうです、我らの(というか僕の)茜さんが氷室さんの魔の手に……!


「抜け駆けなんて許さないですからね、氷室さん…」


二号を抱えながら僕は虹村先輩達の後を追いました

















『先輩は今お仕事何をなさっているんですか?』


「知りたい?」


氷室は飲んでいた紅茶をゆっくり置くと茜をじっと見つめた


「んーじゃあ今日は俺の働いている所に連れて行ってあげる」


『ほ、本当ですか!?』


うん、と氷室は頷くと


「でも今日連れて行くのは夜の方ね」


『夜の方……?』


言っている意味が分からず首をかしげる茜


その様子を見て氷室も小さく笑う


「あのね、実は俺……昼と夜で別々の顔を持っているんだ」


『……え!?』









次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ