カラフルDay'S
□4.『涼太と昼間の変態ガングロ警官だ……はぁ……』
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『涼太と昼間の変態ガングロ警官だ……はぁ……』
「茜っちー!!」
「ちょ!なんだよ!その名前!」
『うっさい。変態。』
もぉーーー何よ、今度は……
『ゆっくりさせてよーーー』
「まぁまぁそう言わずに!俺達も茜っちに食べ物を持って来たんす!」
『マジか!やった!!』
涼太から渡されたお皿を覗いてみると…
クッキーやらチョコやらがどっさり入っていた
『あれ?お菓子が沢山…手作りっぽいけど涼太が作ったの?』
「あぁそれはCAの子達からもらった物っす。いやー嬉しいんすけど食べきれないから茜っちにおすそ分けっす。」
『え……』
これもらって言い訳?なんかこれを食べたらこれをあげたCAの子達に祟られそうなんだけど…
「あ、でも…俺は茜っちの作った物ならぜーんぶ食べるっす!だから安心して下さいっす!」
『さりげに私に手作りを要求するな。』
チラッと大輝を見ると大輝の手にも謎のお皿があった
『もしかして大輝も?あぁでも女にもらって食べきれないからあげるーっていう理由じゃないのはわかってるから。』
「女から…もらったやつ…」
「「『え?』」」
え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??
『ちょ、えー!?ウソ…!』
「青峰っちももらったんすか?ミニスカポリスの子とかっすか?」
「青峰……別に黄瀬に対抗してやせ我慢しなくても良いぜ…?」
「はぁ!?どういう意味だコラ、火神コラッ!本当に女だよ…食い切れないっつーか食えないっつーか…」
『え…?』
まぁとりあえず中身を見てみようとお皿を覗き込むと…
『……………なんですか、これは。』
黒くなんとなく異臭を放つよくわからない物体
『なにこれ、わ!なんか今動いたような……』
「コレは…さ、さつきが作った…クッキー…らしい…」
『…………あれ、さっき見たクッキーとだいぶ違うけど。黒色だけど。あ、チョコ味か。』
「普通にプレーン。」
『ごめん、無理。私に死んで欲しいの?』
さつきよ…
あれから5年以上たっているけど…料理は相変わらずなのね…
『さつきも元気そうで良かったたわ。大我、肉じゃがありがとう!それじゃ、またね!』
「「え!!クッキーは!?」」
『丁重にお断りを申し上げます。』
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