カラフルDay'S

□3.『あのガングロのお巡りさんに言われた事は全て忘れるのよ、全て!』
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『…で?何しに来たのよ。』


「そりゃもちろん茜に会いn


ガッタン!!


「……どうぞ、青峰君。お茶です。」


「お、おう……」


どうしちゃったの、テツ君


目がマジだったんだけど…


『それで…大輝はいつまでココにいるの。』


「あぁー?茜が帰るまでずっと。」


『仕事しろ。』


はぁ…全く


まぁでも少しくらいなら良いか



『って言うか!子ども達になんて事を教えてるのよ!いつ、どこで、大輝は私の彼氏になったのかしらー』


「はぁ?そんなの…」


ドサッ……




『へ?』


ちょっと!大輝ぃ!?


私…押し倒されちゃってる!ってか外に子どもいるし!!


『どういうつもりよ!』


「そろそろ限界なんだよ…わかってくれよ、茜。」


『わかりませーん!誰かぁぁぁ!警察呼んで!変態がココにいます!!』


「あぁー俺が警察。」


『………世も末だな。』


警察が真昼間からしかも保育園でこんな事していいと思ってんの?ん?


あぁー…顔、近い近い近い近い近い近い!!!







だんだん大輝の顔が近づき…力で振り切れない事がわかった私はギュッと目をつむった…



と、その時…


「イグナイトッ!!」


「ゴハッ!!」


急にバスケットボールが飛んできたと思ったら大輝に直撃



大輝はそうとう痛かったのか、端っこでうずくまっている


「テツ……てんめぇ…」


「すみません。なんだか久しぶりに青峰君にパスをしたくなったんです。さぁ!光と影コンビ復活ですよ。」





『いや、テツ君マジナイス!助かったわ。』


「茜さんに近づく不貞な輩はたとえ元光でも僕がボコボコにするので安心して下さい。」


『テツ君……!』


「お前も不貞な輩の1人d…「イグナイトッ!」グハッ!!」


あぁ…そうそう…


と、テツ君は言うとこれまたニッコリ笑い


「あと警察に連絡しておきましたから安心して下さい。」


と言った。それを聞いた大輝の顔がみるみるうちに引きつったと思ったら……



「青峰ぇぇぇぇぇ!!見つけたぞぉぉぉぉぉ!!」


「いるのはわかってるんやでー堪忍しなやー」


「げぇ!!この声は…若松と今吉!?」


こらこら…先輩を呼び捨てにするなよ…


お迎えに来たお2人により、大輝は連行されていった…



『すっげぇ…目の前で手錠かける瞬間見ちゃった!』


「そうですね。僕も初めてです…………チッ…これは明日も油断出来ませんね……」











「ねぇーせんせー!あのお兄ちゃん本当は悪い人だったのー?」


『そうだよー。あんなガングロにならないようにみんなも気をつけようね!』


「はぁーい!せんせー!!」














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