ハチミツどろっぷす

□8.不良少女と仕事
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『うーん……眠い…』





目覚ましの音で起きる



『いただきまーす』


顔を洗い、身支度をしてから朝ごはんを食べる


『いってきまーす』


そして学校へ行く


いたって普通の女子高校生。でも私には秘密がある


「ねぇーねぇー昨日のMスタ見た?」


「見た見た!DropS出てたよね!」


「やっぱみんな可愛いよねぇー憧れるなぁー」


『……ふぁぁぁ…』


そう、私は女子高校生でありアイドル


自分で言うのも中々恥ずかしいが、DropSというグループで活動している人気者


そして、その正体は周りには隠している……が


唯一2人だけ知っている人がいる


『あ、いた。高尾ー!』


高尾と緑間


今日は珍しく私から高尾に声をかけた


私から声かけるなんて滅多にないからね。驚きながらもいつものようにニコニコしながらこっちにやってくるはず……と思っていたが


「…おぉ…おは!」


『……?』


なんだか元気がないように見えるのは…私だけ?























『あ』


そんな時、私はまたある人を見つけた


宮地清志


私の2つ上の先輩


バスケ部のレギュラーであり、DropSの大ファン…らしい


「…ん、おぉ…凛。おはよ」


『……おはよう…?』


え、宮地先輩も?


なんだか……いつもより元気がない









『みんな一体どうしちゃったんだろ…?』







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