橙色の彼女
□第8話 「なんで…あんな嘘をついたんすか？」
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涼ちゃんのコピーが完成した。
そして青峰君の4ファール。
青峰君は戦力ダウンかと思ったけど…彼の目から光は消えてなかった。
まぁ…そんな簡単にいくわけ無いもんね。
第4Ｑ
涼ちゃんと青峰君のシュートの打ち合い。
お互い限界に近づいているのは目に見えていた。
そして…
最後の1on1。
一瞬の涼ちゃんのアイコンタクトを見逃さなかった青峰君が涼ちゃんのボールをカットして…
海常は負けた。
私は試合が終わるとすぐに外へ出た。
負けた。
でも涙は出なかった。
青峰君…いや…
大輝
貴方のバスケを久しぶりに見れて良かったよ。…そして改めて思った。
私は大輝とは元に戻れないって。