カラフルDay'S

□4.『涼太と昼間の変態ガングロ警官だ……はぁ……』
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『ふぁぁ…疲れた……』


いつもより疲れた


もちろん原因はあの変態ガングロ警官だ


ったく…これはまた来そうだな…


なんとしてでも子ども達は絶対に守らなきゃ!また変な事吹き込んだら承知しないんだからな!あんにゃろう!




『今日は夕飯どーしましょ。作る気力がもはや無いんだが…』










ピンポーン………



『ん?』


こんな時間に客?郵便?セールス?



『はぁーい!およっ!?』


「よ、よぉ…!」


『火神君!』


久しぶりーと手を振ると視界にある物が目に入った




『…火神君、その手に持ってるものなぁに?』


「あぁーこれは今日俺が作った肉じゃがなんだけどよ…その、余ったから…っていうか…」


『え?火神君に限って余るとかあり得ないでしょ?』


すっごい食べるじゃん。リスの如くモリモリっと。


「あ……その…まぁ同じマンションに住むわけだからこれからも宜しくの…肉じゃが…」


『うわぁ……!!』


マジか!すっごいうれしい!ってかタイミングよすぎ!


『ありがとう!!ちょうどおかずをどーしよーって悩んでたの!』


「本当か!良かった!!」


火神君は照れくさそうに私に鍋を渡すと


「これからも宜しくな。出来れば俺も名前で呼んでくれると嬉しいな…」


と言うと二カッと笑った


『うん!わかった!宜しくね、大我!!』


「お、おう!」


あぁ、そうだ


『大我ってなんの仕事を今してるの?』


「消防士。結構大変だけどやりがいあるぜ。そうそう、お前黒子と同じ保育園で働いているんだろ?今度消防訓練でその保育園行くからよ!宜しくな!」


『わぁ!本当!?では当日は宜しく頼みますね、先生!』


「はは!任せろ!」


私達は玄関入り口で楽しく笑っていた


大我はあのメンバーの中ではマトモな部類だからね…良かったーこういう人もちゃんといてくれて!











ただ…………


奴らに見つかっちゃったみたいね………




「かーがみくーん!なんだかとっても楽しそうだけど、何をしてるのかなー?」


「俺達も仲間に入れてくれるっすよねー?」



あーあ……来ちゃったよ、全く……










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