カラフルDay'S

□3.『あのガングロのお巡りさんに言われた事は全て忘れるのよ、全て!』
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『はーい!みんなおはようございますっ!!』


「「「おはよーございまーす!!」」」


次の日


もちろんお仕事です


テツ君とたまたま一緒だった保育園の仕事もしっかり今じゃ板に付き……


「茜せんせー!あっちで一緒におままごとやろー!」


『うん、良いよ!先生は何の役をやれば良いのかな?』


「赤ちゃん!」


『…………』


すっかり園児とも仲良しです


「茜せんせー!テツせんせーは?」


二つ結びをした小さな女の子が私の裾を引っ張っている


可愛いな!ちくしょう!


『テツせんせーはあっちだよ。ほら、呼んでおいで。』


「うん!」


はぁ……本当に子どもって良いなぁ…


可愛くて無邪気で…


『私にも子どもできるのかな…』


ってその前に男がいなかった、男が




「せんせー!茜せんせー!」


『あら、悠太君。どうしたの?』


「あそこに茜せんせーの“カレシ”って言う人がいるよー?」


『…………』


「せんせーカレシってなぁに?」


『………どんな人だった?その男の人。』


「真っ黒な人!お巡りさんだって!さっきね、手錠で遊ばしてもらったの!」


『…………』



チラッと入り口を見ると警官の服を着た見憶えのあるガングロが…


『悠太君、大丈夫よー?あのガングロのお巡りさんに言われた事は全て忘れるのよ、全て!』


「うん!わかったー!」


悠太君をみんなが遊んでいる元に行かせると、私は全速力でガングロに近づいた



「……!!よぉ!茜!会いにk…『子どもに変な事を教えるんじゃねぇぇぇぇぇ!!』…ギャアァァァ!!」









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