短編

□心の傷は本人にしか分からない
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「ぷくくくっ////」

暑い夏の夜。
歌舞伎町で有名な万事屋銀ちゃん。
その中で口を押さえて笑う一人の少女と一人の少年と老人。
そして中心で寝ている銀髪の男。否、万事屋銀ちゃんのオーナー坂田銀時。

「寝てるアル寝てるアル、」

「神楽ちゃん、何これ?寝起きどっきり?」

少女、神楽と人間をかけた眼鏡、志村新八。
そしてカラクリ大好き平賀源外。

「ナレーさん、もう突っ込みませんから。」

「何いってるアルカ?マジキモい」

「おいいいいぃぃぃぃぃいいいい?!」

「うるせぇぞ!」

「「おめぇが一番うるせぇぇぇぇぇ!?」」

「う、、、ん、」

銀時が寝返りをしたとたん3人はとっさに口を押さえ銀時を見つめた。

しばらくするとか銀時はまた寝息をたてながら動かなくなり3人ははぁ、とため息をつき、顔を見合わせた。

「神楽ちゃんなんでこんなことしてるの?今深夜の一時だよ?」

新八が言うとうり0時をすでに回っていた。

「前のクリスマスイブに銀ちゃんたちにしてやられたヨ、だから、やり返すアルヨ」

「だからってなんで源外さんが?」

「バカアルな、このじじぃに銀ちゃんの弱み見つけてもらうためヨ!レディの寝顔見た代償アルヨ!」

「声大きいよ!」

「そうアルな、銀ちゃんがおきたら、、、」


「へぇ、面白そうでさぁ、」

不意に新八と神楽の背後から声が聞こえたとたん神楽の横にはすでにその声の人物が座っていた。

「サド?!」

「沖田さん?!」


その人物は新撰組一番隊隊長沖田総悟だった。

「なんでいるんですか?!」

「そうアルヨ!出てくヨロシ!」

「面白そうなところに沖田総悟あり、当たり前でさぁ」

「ただの不法侵入アル!!」

「おい!やるのかやらないのか?!」

神楽の言葉に和って入ったのは源外だった。

「や、やるアルヨ!」

神楽は慌てたように源外をみる。

「やる?」

「そういえば僕も知らない。」

沖田と新八は眉を寄せながら源外を見ると源外はしかたねぇとばかりにてに持ったカラクリを見せつける。

「これは寝ている相手のトラウマ、つまり弱みを見ることができるカラクリだ、こいつを対象者に着けて半径1mいないの人間に見せることができる。対象者はそのトラウマは夢として見る。どうだ?すげぇだろ?」

「つまり、旦那の弱みを握ると、」

「そうアル!銀ちゃんのはずかしぃ過去見るヨ!」

神楽はガッと、ガッツポーズをとりにいっと笑う。

「面白そうでさぁ」

沖田もつられて笑う。

「残念なことにこれは三人までしか見れねぇ、見れるやつはランダムだから、この中の誰かは見れねぇ、」

「「「、、、、、、。」」」


「サド帰るヨロシ」

「だとよ眼鏡」

「ぼく?!ぼくじゃないよね?!」

新八は慌てたように立ち上がる。

「うるせぇ!もうなんでもいいだろ、運任せだ!見れねぇ、やつは仕方がねぇ!」



とういうことで、銀時の、夢の中にダイブすることになった神楽等は静かに座り静かに目を閉じた。
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