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□クリスマス2013
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クリスマスプレゼントのオソロイの魔法



トゲ×激辛

「はい!僕からプレゼントッ!」
「まじ!?悪い俺何も、」
「いーよいーよ。はいこれ。」
「ヘアピン?」
「うん。青で良かったかな?その、僕のとオソロイなんだけど…」
「……出掛けるぞ。」
「え?」
「メシくらいは奢らせろ。さっさとソレ付けろ、行くぞ。」
「…! うんっ!」

赤と対になる青いピンに、青と対になる赤いピン。


ドク×ニガ

「……寒い。」
「あはは、軟弱だなーニガは。あははは。」
「うるせぇよ、こんなクソ寒い中オモテ出る方がおかしいだろ。」
「そんな寒がりなニガくんにクリスマスプレゼントー。手袋だよ、じゃじゃーん。」
「ん、気が利くな。今付ける」
「実は俺とオソロイなんだぜ、これ。」
「!」
「あ、嫌だった?」
「………………嫌じゃない。」

寒さは半分、温かさは2倍。


ギンチャク×深海

「なーギンチャク。本当に何もいらねーのか?」
「うん。特に欲しい物ないし。それに君が居れば良いよ僕。」
「然り気無く恥ずかしい事言うなし!俺ばっか貰うとか男として情けねぇよ!」
「大丈夫、僕も男だから。それに良く似合ってるよ。僕が選んだネックレス。」
「まあ気に入ってるけどさ…、………あっ!!」
「どしたの。」
「一瞬!!待ってろ!」
「……?」
「ただいま!ほらこれっやるよ!!」
「あれ…?君のと色違い?」
「ん、オソロイ!」
「ふふ。ありがとう、深海君。」

偶然巡り合った、首元に光る色。




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クリスマス!!TOP画はやはり間に合いそうになかったのでコレで勘弁して下さい!!
オソロイのプレゼントの話を書かせて頂きました。オソロイって良いですよね!憧れます!
では良いクリスマスを!!

ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました!!

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