みじかいの

□桃色の。
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陽泉三年設定です。何故か福井さんと仲がいいです。


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『あ、福井じゃーん。おっはよー。』

「おう、はよ。」


『今日はゆっくりなんだね、朝練は?寝坊?』

「寝坊なわけあるか。今日はねぇよ。」


『冗談冗談!本気にしないでよー。』


なんて、福井を軽くからかいつつ校内に入る。

くつを履きかえようと下足箱を開いた、のだけど。

そこには私には見慣れないものが入っていた。

桃色の小さな、花。

花なのは流石に分かるけれど何の花なのかまでは判別できない。

ほんの少し、その場に留まりその花について思考を巡らせていると後ろから福井が話しかけてきた。

「何してんだ?ラブレターでも貰ったか?」

なんて福井は冗談交じりに言うけれど。

『...どういう意味なんだろ。』

分からないことは、考えないのが一番いいよね。




《取りあえず保留です。》
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