黒子のバスケで四字熟語!
□千慮一失
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“全てに勝つ僕は全て正しい”
だなんて自意識過剰にもほどがある。
千慮一失
『…と私は思うのですがどうですか赤司くん。』
「…さぁね。
そう思うのなら僕が負けるような勝負を思い付いてみたらどうだい?」
そんなの至極簡単だ。簡単すぎる。
『しんちょ「身長は無しだよ。」
最後まで言わせて!』
『じ、じゃあ…大食い早食い、とか。
あの火神くんに勝てます?』
これなら確実!
赤司くんパンとか千切って一口サイズにしてもきゅもきゅするんでしょ!?(
優雅なんでしょどうせ!(
「食事で競争…
そんなはしたないこと“僕が”する訳がないだろう?」
ねぇ、今強調しましたよね!
“僕が”って言いましたよね!?
とにもかくにも、
『正論すぎる…』
「…まぁ、いいや。
僕の不戦敗で。
どちらにしろ僕は正しくない判断を下してしまったようだしね。」
『え、なんですかそれ』
「…内緒。」
千慮一失=知者にも稀に誤りがあるということ。