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□おさなじみーず
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…いつからだろうか。

再び1人で過ごす時間が多くなったのは。


でも、元々私は常に1人だった。

それが当たり前で、私の常識だった。

そんな私の世界に色をくれたのは、あのひと達だ。

おさなじみであり、兄弟でもある二人の少年。


血のつながりこそないけれど、肉親よりも、誰よりも敬愛しているお祖父様よりも、多くの時間を一緒に過ごした。


3人で集まっているとき、他の人達といるときにはない、安心感があった。

…皆、孤独だったから。

だからこそ、3人の結束は固く、それぞれの孤独を埋め合ってきた。



なのに。
今、私の側に2人はいない。

それぞれがバラバラに、生きている。

また、新しい私の常識ができることが、私は怖い。
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