テニプリ短編(恋愛系統)

□完璧だけど、残念だから
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「よう、美都」

今日もまた、全く予期せぬタイミングで、奴は現れる。
奴が現れた瞬間に大きな女子の悲鳴が聞こえる。

一言で言おう、正直言って、うるさい。

「今日も美都は綺麗だな。まあ、俺様もいつも綺麗だけどな」

そして、私の前に現れて、突然のドヤ顔からの口説き…と思いきや、まさかのナルシスト発動。

なのに、降り注がれる女子からの私に対する、白い眼差し。
正直言って、うざい。

そして、この、ドヤ顔してるのに、様になる美形にイライラする。

別に彼自身のことが嫌いではないけれど、それに合わせて付いてくる女子というオプションが嫌い。、、、というか、面倒臭い。



どういう訳か、中学校ぼっち歴3年目に突入し、暫くたつ私は、突然あの跡部に気に入られてしまった。
それ以来、毎日何度も現れて、教室に女子の歓声旋風を巻き起こし、口説き、ナルシスト発言して去って行く。


…何がしたいのか、全くもってわからない。
というか、正直、うざい。うん。

〜〜〜〜〜〜
数話完結の予定。
あれ?甘くないと思ったかた。
次回から段々とべさまのいいところを出していきます。
ので。
甘く…なる…と信じてます。

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