進撃の暁メモライズ
□知られざる事実
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……
ここは…?
あたしは一体どうなったんだろう。
今まで何してたっけ?
順番に思い出してみた。
あたし久々の休暇でお気に入りの花畑でお昼寝してて、そんで…そんで、気づいたら知らないとこででっかい人間みたいな人間じゃない巨人とであって戦ってて……えっと、チャクラ切れでやばくなってたら誰かが来てくれて、最後のチャクラでその巨人を地面に落としたんだっけ…?
そっか、そっか〜。
ふーん。
え…
『って!!そっかじゃなぁぁいっ!!!』
兵1「はっ!!お、おおおお起きたぞ!!」
兵2「と、とにかくエルヴィン団長に報告だ!!!」
ダダダッ
え、何?何何!?
ジャラ
って、あたしここいるの牢屋じゃん!?
敵に捕まったのかな?
やばいよ、どうしよ!
でも、あんな服見たことないし…。
ダダダッ
ガシャン!
『ひっっ!?!?!?』
ハ「あああー!!やっと目が覚めたんだねー!!!大丈夫?気分はどう??痛むところはない!?」
な、なんなんだ!?この人。ものすごいスピードで檻に飛びついてきた。
心臓に悪っ!!!
リ「目覚めたか、豚野郎。」
『…へ?豚野郎?なんだとこるぁぁぁー!!』
リ「そんだけ声がでるんなら問題ねぇな。」
エル「気分は大丈夫かい?早速だが、君の名前を聞いてもいいかい?」
こ、この人が1番まとも?
てゆーか、あたしが暁ってまだばれてなさそう…。
ここで名前ゆっちゃ、だめだよね?
『あ、あの!ここはどこですか…?答えによっては答えられません…。』
エル「ここはウォールローゼの地下牢だ。」
…ん?なんて?
『…うぉ、うぉーるろーぜ??聞いたことないところ…。そんな国ありましたっけ?五大国のどこかですか?あたし的には木の葉あたりがいーなぁなんて…。砂隠れとかだったら帰るの大変なんで…。』
「「「???」」」
三人は頭の上にハテナがいっぱいだった。
リ「お前壁外の人間なんだろう?お前の故郷は木の葉とかそーゆう国があるのか?」
え、ちょっとまって。
話かみあってなくない?
『あの、さっきから壁外とかってなんの話ですか…?皆さんは忍ではないんですか?』
ハ「しのび?ってなんのこと?五大国とかあたしは知らないけど…。」
え、五大国くらいは子供でも知ってるはず…。
なんか不自然だ。
あ!地図!地図みたら何か分かるかもしれない!とりあえず敵ではなさそうだから、名前くらいはゆっておこう。助けてくれたのに失礼だもんね。
『名前もいわず、すみませんでした。あたしの名前は、うちは 璃音です。あの、お願いがあるんです!!」
ハ「ん、名前うちはって言うの?変わった名前だね〜?」
いやいやいや!!それはどっからどうみてもファミリーネームでしょ!
『い、いや!ちがいます。うちはがファミリーネーム璃音が名前です。』
ハ「へ?そぉなの?やっぱかわってるねー!それで、お願いって何??」
『ここの国の地図見せて貰いたいんです。』
エル「地図?いいだろう。牢の鍵を開けてやれ。手錠もな。」
リ「おい、勝手なことしてると上がうるさいぞ。いいのか?」
エル「ちょっとだすくらい大丈夫だよ。まだ聞いたこと山のようにあるからね。しかも、話がかみあわないことのほうが多い。私の部屋で話たほうが落ち着くだろう。」
なんかわからんけどいい人っ!!
『あ、ありがとうございます!え、えっと…』
エル「私はエルヴィン・スミス。右はハンジ・ゾエ、左はリヴァイだ。よろしく、璃音。私のことは普通にエルヴィンでいい。」
『い、いえ、それは…。あ、さっき団長って誰かがいってたので団長で…。』
エル「さぁ、くるといい。これから色々聞かなきゃならないこともあるが答えてくれるね?」
『あ、あたしに答えられるものなら答えます!!』
リ「さっさとでろ。グズはきらいなんでな。」
むっ、何こいつ!俺様だなっ!
『…わかりましたよ。…リヴァイ。』
リ「エルヴィンのときは団長って呼んでるくせに俺には呼び捨てか?」
『あたし、苦手な人は即態度かわるんで〜ww』
リ「ほぅ…。いってくれるじゃねぇか。」
ハ「もーなにしてんの、リヴァイ、璃音。とっくにエルヴィンいっちゃったよ〜。行くよ!」
こうして変な空気のまま部屋に移動することにした。