○ハンター試験編○
□過去の道のり
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キルア「なぁ、その青白い光って何のことだよ!」
ゴン 「あっ、そういえばキルアとアイスは見てないんだよね!
俺も遠くから見たからはっきりとは分からないんだけど、青白い光がヒソカを吹っ飛ばしたんだよ!」
シオン「吹っ飛ばしたなんてそんな大袈裟だよ。3メートルくらいしか飛ばなかったもん」
レオリオ「オレも意識が飛ぶ前に見たぜ! 霊丸……とか言ってたな」
シオン「うん、そうだよ。霊力の塊をとばしたの」
ゴン 「れい……りょく…………?」
レオリオ「なんだそれ?」
クラピカ「聞いたことはある。確か、霊能力者が使う力だと聞いている。キズの治療から霊にかかわる悩みや事件解決などまであるそうだ」
飛影 「間違ってはいない。そう言った人間は存在するが9割方がインチキだ。
残りの1割は、まれに潜在能力として強力な霊力を持った者が現れる。
そう言った人間は霊界の奴らが協力者として声をかけてくる。
そうなると妖怪と戦う場面があるんだ」
シオン「それが私なんだよ。
飛影を見つけたことに関しては、飛影の霊力を追いかけたんだ。
飛影ならとっくに2次開場についてると思ってね!」
飛影とシオンが当たり前のように語っているが…………。
レオリオ「ちょ、ちょっと待ってくれ!! 霊力とか妖怪とかの前に、お前はどうやってその霊界の奴らと会ったんだよ!!」
シオン「私、1回死んだことがあるからだよ」
「「「「 えぇー!!! 」」」」
シオンはみんなの叫び声を聞いて思った。
しまった。
言わなきゃよかった。
みんなが驚くのも当たり前だよね…………。
話しがもっとややこしくなっちゃうよ。
シオン「あっ、いや、死にかけたんだよ!! そう! 死にかけっ!!」
そう言うと皆はいくらか落ち着きを取り戻したようだった。
もう良いや。
ウソも方便!!
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