○ハンター試験編○

□ヌメーレ湿原
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サトツ「それでは参りましょうか。2次試験の会場へ」






その声と同時に再びサトツ達は走り出した。


現在、受験生311名。


ヌメーレ湿原へと足を運ぶ。






レオリオ「ちっ! またマラソンかよ」


クラピカ「くっ、ぬかるみが酷いな」







シオン「クラピカ! レオリオ!」


レオリオ「よぉ! シオン!」




シオンがレオリオ達の所まで下がってきていた。




シオン「飛影はどこ行ったの?」


クラピカ「地下道までは一緒だったんだがな」


シオン「そっか〜。じゃあ、もう先に行ってるなぁ」


クラピカ「!! 霧が出てきたな」


レオリオ「どんどん濃くなってくぜ」





















一方、その頃アイス達は……






キルア「ゴン、アイス。もっと前に行こう」


アイス「うん」


ゴン 「試験官を見失うといけないもんね」


キルア「そんなことよりヒソカから離れた方がいい」


「「?」」




アイスとゴンは首を傾げた。




キルア「あいつ、殺しをしたくてウズウズしてるから」


「「!!」」


キルア「霧に乗じてかなり殺るぜ」




アイスがキルアをじっ!≠チと見つめていた。




キルア「どうしてそんなことが分かるの?って顔してるね。アイス」


アイス「う、うん」


キルア「何故ならオレも同類だから。臭いで分かるのさ」


ゴン 「同類……? あいつと?」


アイス「そんな風には見えないわ」




ゴンとアイスはまたしても首を傾げている。




キルア「それはオレが猫被ってるからだよ。そのうち分かるさ」


ゴン 「ふーん……。レオリオー、クラピカー、シオンー! キルアがもっと前にきた方が良いってさ〜」




ゴンが後ろを向きながら周りにお構いなく大きな声で叫んでいた。




レオリオ『どあほ〜!! 行けるならとっくに行っとるわい!!』




レオリオは前方にいるゴンのセリフに突っ込みを入れる。




ゴン 「そこを何とか頑張ってきなよ!」


レオリオ『無理だっちゅーの!』















キルア「緊張感のない奴らだなぁ。もう」


アイス「ハハハ…………」




アイスはなぜか申し訳なさそうな顔をしていた。




キルア「別にアイスがそんな顔しなくてもいいよ。面白いな、アイツ」




そう言ってキルアはゴンを指した。




アイス「うん。でも、とても頼りになるわ」


キルア「そうか?」


アイス「うん」













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