○ハンター試験編○
□出会い3
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シオン「やっと追いついた!! スケボーだと追いつくのが大変だよ」
キルア「あっ! シオン! 飛影! 遅かったな」
シオン「いや、遅いって言うけどさ、最後尾から真ん中の方まで走ってきたんだよ! これでも結構走ったんだよ!!」
キルア「そうか? そうだ、こいつらさっき知り合ったんだ。右からレオリオにアイスにゴンだ!
あのさ! さっき、おっさんたちの年の話しをしてたんだけど、シオンは年いくつ?」
シオン「ん? 年? 16歳だよ」
キルア「はぁ?! 4つも年上なの!? 見えねぇー」
シオン「はぁ?!≠ヘこっちだよ! そっちから聞いておいて」
キルア「飛影は?」
しまったーー!!
飛影は妖怪だから何歳?≠チて聞かれたら何百歳って答えることになるんじゃないか?!
飛影 「オレは……」
シオン「飛影はね!! 私と同じ16歳なんだよ!! ねぇ、飛影!!」
飛影 「あ、あぁ……」
シオンのものすごい形相で同意を求められた飛影は、珍しく唖然としながら引き気味にうなずいた。
「「「「えぇぇーー!!」」」」
キルア「いやいや! お前の方があり得ないし! 俺より1つ上程度かと思ってた」
ゴン 「オレも!」
アイス「私も!」
レオリオ「マジかよ!!?」
キルア達は飛影の年齢に納得がいかないようだ。
そりゃあそうさ。適当に言ったんだもの。
飛影 「ちっ、騒がしい奴らだ」
シオン「まあまあ…………」
シオンは飛影をなだめつつも苦笑いしている。
飛影が顔で離れたいと訴えているので、
私と飛影は少しペースを落として後ろに下がった。
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