novel
□sympathy
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私は今日、ナルト君は酔うとネガティブになる、ということを初めて知った・・
それから、
sympathy***
砂隠れの里との、もう片手で足りないほどの数になった合同任務に私は初めて参加した。
中忍になった今、任務内容によっては班以外の人と組むこともある。
それぞれの能力を、いかに五代目が把握しているか、それを考えるととにかくすごいと思う。
でも、
つまり私は、同じ白眼を持つネジ兄さんと同じ任務につくことは、ほとんどの場合がないということで、
少しだけ、ほかのみんなが羨ましい。
今回の任務に参加したメンバー(私とシカマル君とテンテンさん、砂からはテマリさんとカンクロウさん)で食事に行こうと話しているところに突然キバ君が現れて、
『どーせならよ、ひまな奴みんな呼んでやろーぜ』
と同期のほぼ全員に連絡を取り始めた。
『てか、なんでおまえがいるんだよ・・めんどくせー』
というシカマル君の声は、キバ君には届いてなかった。
『それならネジとリーも呼んでよ。』
とテンテンさんが言うので、私の心臓が跳ねた、気がした。
テマリさんも、カンクロウさんも、呆れ顔でそのやり取りを見てる。
私が謝ると、テマリさんが綺麗に笑った。