最遊記〜旅立ち編〜

□*絡み合う歯車*
3ページ/8ページ


 その一部始終を見ていた四人と一匹は、その場から動けず、やっとのことでその者を目で追っていた…。
その者の戦いはまるで、咲き誇り、舞い誇っている桜のように二本の短刀の鞘を抜かずに操り、妖怪たちを気絶させていくものがいた…。

「三蔵、もしかしてあの方が…」

八戒の問に三蔵は口を開く。

「多分、西への旅に同行する者だ…」

三蔵は事の成り行きを話始めた…。


.

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ