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□甘い誘惑
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 チョコミント ストロベリィー バニラ   
 クッキークリーム ラムレーズン

お店の中でう〜んと悩む、最近暑くなってきたからアイスでも買おうと最近できたばかりの人気のアイスクリーム屋さんに来ている。

今日は翔君と美風先輩と一緒に美風先輩のお家で練習です。

今度お二人で歌をだすため私が曲を作っています、曲のラフが数曲できたのでお二人に意見を聞こうと思い先輩のお家に行く途中でアイスを買っていこうかなとお店に寄りました・・・・テイクアウトもできるので便利です。

にしても・・・・・・種類が沢山あって悩みます。

お店の方にオススメを聞き、自分の好みとオススメのアイスを数種類選び包んでもらっていると携帯がなる。

「 はいドリーム設定です。 」

「 遅いよ、何してるの? ・・・・・何か・・あった? 」

美風先輩からでした。
私が遅かったので心配して電話してくれたようです。

「 あ、今すぐ向かいますね 」

「 わかった・・・・くれぐれも気おつけてよね。  ドリーム設定すぐ何もないところで転ぶんだから 」

「 大丈夫です、すぐ行きますね。心配していただいてありがとうございます。
嬉しいです 」

「 なっ!!・・・・・・・僕は別に心配・・なんて 」

電話を切り急いで歩き出す。












「 お邪魔します 」

玄関を開け中に入ると翔君が手を挙げた

「 おっ!来たな 」

「 遅いよ、ん?・・・その大きい箱なに? 」

先輩が私の持っていた箱を見て言う

「 あ、アイス買って来ました。今日暑いので食べたくなっちゃって 」

「 マジか!やったーーー! 」

翔君が目を輝かせて喜ぶ、机の上に置き箱を開くと中には色とりどりのアイスクリームが並んでいた
美風先輩がそれを見ながら

「 こんなに買ってきたの? 」

「 はい・・・いっぱい種類があって迷ってしまって・・・・美味しそうなのを全部買ってきました・・・・ 」

箱の中には明らかに三人では食べきれないであろう数のアイスクリームが入っていた

「 食べながら話ませんか? 」

先輩を見上げながら聞くと、先輩が無言で頷いてくれた

「 どれがいいですか? 」

先輩と翔君に聞くと

「 グリーンの 」
「 俺抹茶! 」

先輩と翔君が同時に同じものを指名する

「 え?・・・藍も抹茶かよ・・ 」

「 悪い? 綺麗な色してたから食べてみたくなったのさ 」

先輩と翔君が無言で睨みあっていたので

「 はんぶんこしましょ? 」

私の提案にしぶしぶといった感じで二人が頷く、こうして見るとまるで年の近い兄弟のようです

「 ドリーム設定は何にするんだ? 」

翔君が先輩とはんぶんこしたアイスを頬張りながら聞く

「 じゃあ・・・・・私はストロベリィで・・ 」

「 了解! ストロベリィも美味そうだな 」

「 半分たべる? 」

「 いや・・・一口だけでいいや 」

一口分スプーンにすくって私は翔君の目の前に差し出した

「 え・・・・あ・・・いただきます・・ 」

翔君が頬を赤らめながらスプーンのアイスを食べる、それを見ていた美風先輩が私を見つめる

「 ドリーム設定って・・時々大胆だよね 」

「 え? 」

よくよく考えると・・・・あれって・・・あ〜んってしちゃったんだよね・・

思わず俯き顔を真っ赤にする

「 ねぇ・・・僕にもしてよ 」

「 え?・・・・あのっ・・ 」

「 翔だけずるいよ 」

先輩が私のスプーンを指差しながら言う

「 ずるいって・・・藍 」

翔君がため息をはきながら言う横で先輩が、早く、と言わんばかりに私を見つめている

「 じゃ・・・じゃあ・・・はい・・」

一口分をすくい先輩の口元に運ぶ・・・ドキドキして少し手が震えた


パクッ


「 うん、美味しい 」

先輩が笑顔で言う、手が震えていたためか先輩の口の端にアイスが少し付いてしまった

「 先輩・・・口にアイスが・・・ 」

「 じゃあ君が舐めてとってよ 」

その言葉に私と翔君は驚いてしまった

「 ほらっ、早く 」

「 え・・・えっと・・・ 」

急かされて戸惑っていると後ろから翔君が私を抱きしめながら

「 それじゃ藍のほうがずりぃじゃねぇかー 」

「 なら翔もしてもらえばいいでしょ? ・・・っていうか今抱きしめてんだから僕より翔の方がずるいよ 」

「 だったら藍も抱きしめればいいだろっ!   いっつもドリーム設定を独り占めしてんだから、たまには俺が独り占めしたっていだろっ! 」

「 僕がいつドリーム設定を独り占めしたのさ? 」

「 指導とか言ってよく二人でレコーディングルームにいるだろうが! 」

「 悪いけど・・・僕は翔と違って邪な気持ちで彼女といるんじゃないよ、ちゃんと指導だってしてるしね! それを言うなら翔だって寮の部屋が隣だからって彼女の部屋に一人で遊びにいってるんでしょ。
那月から聞いてるよ! 」


何故か・・・・よくわからない状況です・・・座ったまま後ろから翔君に抱きしめられ、前には美風先輩が私を軽く抱きしめるようにして二人は顔を近づけて口論しています・・・・


「 あ・・・・あの・・・ 」

二人が私を見て口を開く

「 僕はドリーム設定が好きだよ。ドリーム設定はやっぱり翔がいいの? 」

「 俺はドリーム設定が好きだ!お前は藍がいいのか? 」

ほぼ同時に二人に告白されてしまいました・・・
また二人が睨みあう

「 私は・・・・・・お二人とも好きです・・・・どちらかなんて・・・・選べません・・・ごめんなさい・・・ 」

「 ・・・・・なら・・選ばせてやるよ・・ 」

翔君がニヤリと笑い先輩を見ると先輩も翔君の考えてる事がわかったといわんばかりに意地悪そうに笑みを浮かべる

「 覚悟してよね 」

「 三人で気持ち良くなろうぜ 」

私の前にいた先輩が私の唇を塞ぐ

「 ・・・んんっ・・・ふっ・・ん・・ 」

少し開いた唇から先輩の舌が滑り込み舌を絡めとる、その間翔君が後ろから私の胸をゆっくりと揉みうなじに舌を滑らせる

「 んっ・・・やぁっ・・ 」

翔君の手が服の中に入りブラのホックを外し胸を直に攻めるそれと同時に先輩が服をたくし上げ唇から離れると私の胸に顔を埋め胸の突起を甘噛みする

「 いやぁ・・・あっ・・んやぁ・・・ 」

快感が全身を駆け巡り身体が仰け反る

翔君が手を舌に滑らせて私の下着の中に手を入れて秘部に触れる

くちゅ

その音に翔君と美風先輩が舌をだし意地悪そうに笑みを浮かべた・・・・

その後はもう・・・二人の与える快感に必死で意識を失わないようにたえた・・・・

















「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」



私は先輩の大きいシャツをだぼっと着て二人に背をむけていた


「 ごめん 」

「 すいませんでした!! 」

翔君と美風先輩が後ろで正座して謝る

なぜかって?

せっかく買ってきたアイスはほとんど食べずに溶けていた


「 こ・・・今度は・・ちゃんと食べ終わってから・・しましょうね・・・三人で・・ 」


その言葉に翔君と先輩わ顔を見合わせクスッと笑い私の前に来て、わかった、と言いながら優しく頬にキスしてくれました。






〜END〜

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