main〜逆トリップ編〜
□2話
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名『超イキナリ☆ゲーム大会ぃぃいいぃ!!!』
昼寝してしまいそうなほどの温かい昼さがり。
いや実際昼寝しそうになったけど(笑)
皆、テレビを見たり、本を読んだり、剣や銃を磨いたりと、好きなことをしていた。
あれ?今おかしなところあった・・・よね?
まぁ、ツッコンだら切りがないので、スルーすんよ。
デ「えっと、ね、姉ちゃん?」
おっと、いつの間にか皆の視線を独り占めしていたぜ。
イヤン!
そんなに見つめられたら照れる!
すいません、ごめんなさい。謝るんでそんな目で見ないで下さい(泣)
ザンザスなんて今にも殺しに掛かりそうなほど睨んでるよ!
名『いや、あのね、皆で今日届いた新作ゲームをね、やろうかなってね、グスッ、思ってね(泣)』
べ「いや、涙出てねーよ」
なっ、私の名演技が一瞬でバレタだと・・・・・・・!?
ふ、なかなかやるな。
ってかそろそろ脳内トリップから帰らないと、ベルがナイフを投げてきそうなので、ログアウトしまーす。
名『皆でやろうよ。絶対楽しいって!いや楽しさなら保障するよ。それに、勝った人にはご褒美があるぞー!』
デ「え?ごほうび?」
白「何々?甘いもの?」
名『ふっふっふっ、それは終わってからのお楽しみ。』
雲「きょうみないね」
骸「ゲーム・・・・?」
べ「そんなガキくせーもんやるかよ」
おっと、予想通りの反応。
最近皆の行動や発言が予想できるようになった。
皆個性的で分かりやすいからなー(笑)
それが良いところなんだけど。
名『ザンザスやスクアーロは?やるよね?』
ザ「やるかよ」
ス「俺は別にどっちでもいいぜぇ」
ベ「そんなガキくせーのやるかよ」
・・・・・・・・・。
今、ぽよぽよを愚弄したな?
名『・・・・そーかそーか、こんなガキくせーのはやらないかぁー。まぁやりたくないのは負けるのがはずかしんだよねー。それならしょうがないよねー。』
すると、先ほどまでやる気ゼロだった子達の目が光った。