main〜逆トリップ編〜

□1話
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ワオ、これは一体どういうことだ?


目の前には拳銃、ナイフ、そして剣。
明らかに小学生一年生くらいの子達が持っているべきものじゃない。



ベ「しし、おいババア、此処どこだよ」



ちょっ、私はまだピチピチの24だコノヤロー!眼科いけ!
なんて突っ込んでいる場合ではない。

今私は命の危機にさらされている訳で・・・・。




ス「う゛お゛ぉ゛ぉい!とりあえずこの状況を説明しろぉ!!ババァ!!」


いや、説明して欲しいのは私の方だよ。
そして私はババァではない。



名『あ、あのー、とりあえずその物騒なもの降ろしてくれない?(汗)』

ベ「良いから教えろよババア」






ブチッ



名『さっきからババア、ババア・・・・私はまだ24だー!!この糞ガキがぁぁあぁ!!』



そう言い、金髪の持っていたナイフを奪い、そのまま黒髪君と、銀髪君をまとめて抱きしめた。



ベ「うわっ!何すんだババア!離せ!」

ザ「っ・・・!」

ス「う゛ぉい!!」



フッフッフ、この私に向かってババアなんて言う奴が悪い!
それにやはりまだまだ子供、三人まとめてベットに投げてやった。



名『全員、耳の穴かっ穿じってよーく聞きな!私は目が覚めたら君たちが布団の中に入ってたの!それに君たち個人個人の事は知らないし、危害を加えようとも思わないの!だからとにかく、言葉のキャッチボールをしろ!』


まったく、変化球ばっか投げやがって、キャッチャーさんが可哀想だろう!?(つまり私)

するとさっきの事が嘘だったかのようにその場が静まり返った。



名『よし、じゃあそこの私をババア呼ばわりした金髪。名前を教えて』



相手は少しぼーっとしていたが直ぐにハッとし、名前を教えてくれた。



ベ「べ、ベルフェゴール・・・・。」




ベルフェゴール・・・もしかしたら迷子とかで捜索願いがあるかもしれない、とにかくその言葉をパソコンでググってみた。




(おっつ・・・・・。)




するとまぁ何ともあり得ない事が起こった。


『ベルフェゴール』
と調べると、画像にこの子にそっくりな青年の〈絵〉があった。


(おいおい、ちょっと待ってくれよ。)


まさかとは思ったが一応隣にいる銀髪君にも名前を聞いてみた。



名『・・・・そこの剣を持ってる銀髪君も教えてくれない?』



銀髪の子は少し疑うような目で見た後、しぶしぶと教えてくれた。



ス「S・スクアーロだぁ・・・・。」



直ぐさまそれを調べたが、画像に出てきたのは少し大人っぽくなって、髪が長い銀髪君にそっくりな男の人の、これまた〈絵〉が出てきた。

そしてそれに共通していたのはそれが『リボーン』というマンガの登場人物だと言う事だった。
そう考えると、多分他の子達もそうだよね?



アンビリーバボー。
まさかの異世界からのお客様だとは。
だが実際に起こってしまっている。と、とにかくこの事は本人達に説明した方が良い・・・よね?
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