からーきゃっと★

□十三話
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『え?なに、最近この辺に変態露出狂男が頻繁に出没してる??』



「おい、待てどこがどうなってそうなった」





こんにちは名前です!!

前回は号泣というお恥ずかしいお姿をお見せいたしました。スマンヌ。




それはさておき、学校のお昼休憩。私と友達はお弁当を囲んで最近この近辺で不審者が出没している話をしています。




友達「私は、刃物を持って息を荒くした男が隣町の高校の女子生徒に迫ってきたって話をしたのよ??どこで、変態露出狂に変ったのよ!!」




『いやだから、ハァ、ハァって息を荒くした人が露出した刃物を持って襲ってきたんでしょ??変態露出狂じゃん??』


友達「露出って刃物のほう!?!?」






お弁当のプチトマトに箸を指しながら、大声で叫ぶ友達を、それ以外に露出するものでもあった??と、でもいいたげに名前は友達の顔を見上げた。




『それにしても物騒ね。刃物を持ってるなんて』




友達「警察もパトロールしてるらしんだけどさ。警察のいないところに出没するらしいの、その不審者」




『は??なに人間なの??』




ご飯をパクッと食べながら、眉を寄せた。




警察のパトロールが行き届いた中。警察の目を潜り抜けて女子高生を襲うなんて……。



最初の数回はまぐれにしても、そう何回もうまくいくものなの??






友達「詳しいことはわかんないけど。名前さ、帰りとか一人多いじゃん??一応気をつけてねって言おうと思ってさ」




深刻な表情で悩む私に気を使ったのか。友達は笑顔で私の肩を叩くと話題を変えた。






不審者……か…………。







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