からーきゃっと★
□十話
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『すごい。昨日まで何を言っているか分からなかったのに……どうしてだろう』
《さあな》
椅子の上に優雅に座り込んでいる赤司君。
こんなときまであなたは冷静なのね。尊敬するは。
『じゃあ、ほかの子の言ってることも理解できたりするのかな』
ハッとして赤司君に視線を移した。
《どうだろうな。しかし、試してみる価値はありそうだ》
ムクリと起き上がると明石君は椅子から飛び降りてみんなが居るであろうリビングへ向かった。
歩き方も彼は優雅だ。
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