からーきゃっと★
□九話
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動揺する心を落着かせながら着替えをしてリビングへとやって来た。
そして赤司君とお互い向き合うように席に座った。
赤司君からいろいろと事情を聞きつつ食事を開始。
冷蔵庫の中には野菜と少しの豚ばら肉しか入っていなかったはずなのに。品数は多いし、なによりすごくおいしいかった。
これならいつお嫁に行っても大丈夫ね赤司君。
などと考えたが口にすれば怒られそうなので黙っておくことにする。
『……ってことは。赤司君は私が拾ってきた猫の赤司君なのね?』
ややこしいが
拾ってきたオッドアイの猫=赤司君ということ??
「そうゆうことだ」
彼の話によると、赤司君は部活中にめまいを起こし倒れ。気がついたら猫の姿であの公園のダンボールの中に居たそうだ。
「僕が人に戻れるようになったのは数日前からだ。何の前触れもなしに人の姿に戻った。しかし、その辺のコントロールがうまくできな………」ボンッ
しゃべっている最中に煙のようなものが突如発生した。
なに何事!?!?
『な……なんだったんだろうね。あか…………赤司君!?!?』
煙が収まると目の前に居たはずの彼が居なくなっていた。
驚きながら立ち上がり彼の座っていた椅子を引いた。
《にゃー》
引いた椅子の上には、猫の姿をした赤司君が座っていた。
『本当に猫になった……』
《だから。そういっているだろう》
『うん。そうだね……でも、いきなり言われても信じれない部分もあるし……』
・・・・・・。
《なんだ僕の思っているのとが分かるのか?》
首をコテンと傾ける赤司君。
『え?』
私が固まったのは言うまでもない。
教えてやろう。それは特殊能力だ。
更新できてなさ過ぎる。
そんでもって既に物語の方向性が迷子。