からーきゃっと★
□二話
1ページ/2ページ
家に走って帰り玄関を豪快に開ける。
『ただいま!!』
ポタポタと雫が頭から落ちているが、無視して台所に向かった。
台所で、慌てふためきながら餌を作り上げることに成功。
お、俺ってすげー……。
なんて心の中で盛大に褒める。
『大丈夫かい猫たち』
まだ動くこと可能な五匹に冷ました餌を入れた小皿を出した。
そして、見るからにやばそうな猫をそっと抱き上げた。
お、おっと……。優しく優しく。
『こっちの子には餌をちゃんとあげるから。皆安心して餌をお食べ』
言葉を理解したのか。五匹の猫たちは餌を食べ始めた。
『さて、問題はこっちだな。猫さんやご飯をお食べ』
スプーンに少量餌を乗っけて猫の口元にもっていく。
『ゆっくりで大丈夫だから。お食べ』
すると、ゆっくりスプーンにのった餌を食べ始めた。
猫からしたらそれど頃じゃないけど。食べる姿めっちゃ可愛い……。
『(す、すごいキュンキュンする!!)』
心の中で悶えながら、猫に餌を少しずつ与えていった。
⇒