からーきゃっと★

□二話
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家に走って帰り玄関を豪快に開ける。



『ただいま!!』



ポタポタと雫が頭から落ちているが、無視して台所に向かった。



台所で、慌てふためきながら餌を作り上げることに成功。



お、俺ってすげー……。



なんて心の中で盛大に褒める。



『大丈夫かい猫たち』



まだ動くこと可能な五匹に冷ました餌を入れた小皿を出した。



そして、見るからにやばそうな猫をそっと抱き上げた。




お、おっと……。優しく優しく。




『こっちの子には餌をちゃんとあげるから。皆安心して餌をお食べ』



言葉を理解したのか。五匹の猫たちは餌を食べ始めた。



『さて、問題はこっちだな。猫さんやご飯をお食べ』



スプーンに少量餌を乗っけて猫の口元にもっていく。



『ゆっくりで大丈夫だから。お食べ』



すると、ゆっくりスプーンにのった餌を食べ始めた。



猫からしたらそれど頃じゃないけど。食べる姿めっちゃ可愛い……。



『(す、すごいキュンキュンする!!)』




心の中で悶えながら、猫に餌を少しずつ与えていった。





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