愛歌

□ドーナツホール
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いつからこんなに大きな心の穴が消えなくなったか
どうにか埋めようとしても大きすぎてなにも出来ないんだな
もう一回何回やったって消えてくれないその穴は
僕の心の中からいろんなものを奪ってくんだな
「貴方と共に生きたいと」言った彼女の言葉はどうやら
僕の心の穴の中吸い込まれて溶けて消えていった
もう何回?何万回やって取り戻せないその心
まぶたに映るその景色 届かないまま死んだその言葉

君を何も感じないままこのまま生きていくのでしょうか
それで今は眠れないのは何かが足りてないからなのか

何が足りてないかさまよっていたら
すべてが足りないと分かってしまったんだ
「貴方は永遠(とわ)に泣けないね」
何故か納得できたんだ君の言った言葉
上手く吐けないんだ 自分の言葉を

僕の心の穴の中 どうなってるか見てみたいんだが
きっと覗いてみたとして何もないことは見えてるんだな
もう一回、何回やったて何も見ないこの瞳は
心の中を見たとしてもはや何も映しはしないだろう

死なない想いがあるとするなら僕の中には何が残ってる?
これで他に望まないから
誰か答えを教えて下さい

失った心ばかり探していたら
誰かがくれた名前さえ忘れてしまった
「さよなら。もう永遠に会えなくて、ごめんなさい」
と言われたんだ誰か知らないまんま
涙が出るんだ何もわからないまんま

この胸に空いた穴が今、僕が知る心のただ一つの光景
それすら僕は愛しくて涙が零れそうだ
どうしようもないまんま

失った感情ばっか探していたら君がくれた思い出まで忘れてしまった
「バイバイもう永遠に会えないね」
最後に消えていったその小さな言葉
静かに呼吸を止め
目を閉じていった 息を止めていった 心止めていった
僕の名前は


これはVOCALOID
GUMIさんの
「ドーナツホール」
を元に書いたものです。

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