小説
□一目惚れ
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あの人の顔を見た瞬間顔がカッ!となった。
そこからジワジワと何か、
羞恥心とか愛おしさとか顔が赤くなる感覚とか格好いいな…とか
そんな感じのモノがが溢れてきた。
嘘、ありえない、この年で一目惚れとか…!
落ち着け自分。と思っても全く落ち着ける訳もなくありえない、ありえない と繰り返していた。
一目惚れって言うのは
一目みて惚れちゃう事。
でも僕はあの人の事は知ってたし見てきた。
だから僕のは一目惚れとは言わないんだけど…
その人のある顔を見た瞬間ヤられちゃって…その顔に一目惚れ。
だ、だから顔が好きなだけであの人の事は別に…好きじゃ、無い。
って言い訳してるけど
心の中ではもう分かってる。
「…参りました」
降参です。惚れちゃいました、あなたに。
「うぅ〜、僕がこの年で一目惚れとか…」
あぁ〜〜!認める、惚れた!
今更否定とかしないもん!
だから君に、一目惚れさせてやる!