見送る俺とオバケな人々

□眺望と私の願い
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ずっと此処を眺めていた。

いつかああいう風になれたらいいなって。

でも、憧れた場所に来ることが出来たのは、

到底そんな願いが叶うわけがない頃だった。

――神様、どうか私の願いを叶えて下さい。

……贅沢なんて、言いませんから。
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