*氷雪の天使(鋼世界に行ってなかったらversion)*

□反乱から一週間
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?「あァ!? ウルセーよテメー!!」


何処からか声がする。


―藍染の反乱から一週間―


四番隊隊員A「イヤ・・・そう言われましてもまだ・・・」


十一番隊隊員A「もう治ったっつッってんだろうが!!」


十一番隊隊員B「あんまウルサイとオメーの骨も折っちゃうよ!?」


―四番隊・総合救護詰所―


四番隊隊員B「うるさいなあ・・・なに?」


四番隊隊員C「十一番隊」


四番隊隊長D「またかよあいつらー・・・」


四番隊隊員F「あ・・・」


四番隊の隊員は何かに気付く。


十一番隊隊員B「大体テメーら四番隊のクセによォ!!」


十一番隊隊員A「調子コイてんじゃ・・・」


十一番隊隊員Aの肩に後ろから誰かの手が添えられる。


??「お元気そうですね」


するとその後ろには四番隊隊長卯ノ花烈がいるのがわかると十一番隊の隊員二人は冷や汗を流す。


十一番隊隊員B「う・・・っ卯ノ花隊長・・・」


十一番隊隊員A「ど・・・どうもっス」


卯ノ花「お元気になられたのは何よりですが病室では静かになさって下さいね」


にこやかだった顔が真顔へ変わる。


卯ノ花「ここ(総合救護詰所)の屋根の下に居る限りはあなた方の命は私達の掌の上にあるということ お忘れなく」


《この人に逆らえる奴がいるのなら(身の程知らずの)勇者だな》


??『うるせぇんだよ、お前ら』


周りが少しざわつく。


「なんでココにいるんだ?」


「もう治ったんですか!?」


「「「「氷華隊長!!」」」


『で・・・五月蝿かった奴は前の怪我よりも酷い怪我をしたいようだな?』


あまり氷華が見せない笑顔が見れるのだが生憎目が座っていながら周りに黒いオーラを纏っている為周りも冷や汗だ。


十一番隊隊員B「・・・そ・・・そうっスよねェ・・・? け・・・怪我はいいです」


十一番隊隊員A「なに調子乗ってるんですかね・・・ボク達」


氷華は四番隊の隊員達に向き合う。


『大丈夫だったか? お前らも無理すんなよ??(微笑』


氷華の微笑で四番隊の隊員と別の隊員は頬を林檎のように赤くした。


『疲れたのか? 顔が赤いな・・・少し回復かけるか??』


四番隊隊員「「「「け・・・結構です! あ・・・ありがとうございます!!」」」」


『そうか・・・?』


((((無自覚なんだ・・・天然?))))


周りは卯ノ花に対しては(かっこいい・・・♡)や(こえぇ・・・)と思っているようだが氷華の方には(かっこいい)や(可愛い)などが多いようだ。


卯ノ花「・・・あらいいお天気 窓を開けてみましょうか」


外は青空だった。
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