永遠の眠り

□勘違い?
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ーー真夜中ーーー


名無しさん「ぅ・・・・・ん」







疲れているはずなのに目が覚めてしまった名無しさん









名無しさん「寝れない。クザンさん寝てるよね??」











小さい声でそういうと隣のクザンの公務室に出向いた










クザンは名無しさんが心配なため、公務室の隣の寝室で寝泊まりするようになった









名無しさん「ク、クザンさ〜ん」








小さい声でそう言って、そっとドアをあけると




















名無しさん(!!!!!!!!)













そこにはクザンと茶髪のロングの人が抱きあってきた










名無しさん(な・・・・・なんで?)










しばらくすると、その二人は離れクザンが飲み物を渡してソファーに座り、話しこんでいた










名無しさんはトボトボと部屋に帰った







しかしショックが大きすぎて









涙が止まらなかった









名無しさん「・・・ぅ・・・グズッ・・・・・ぅぅ」










声を漏らさないようにと一生懸命おさえていた












名無しさん(別にクザンさんに彼女が居てもおかしくはないよね・・・あんなにモてるんだし)










クザンはよく女性からお菓子など差し入れを貰っていた









名無しさん(確かにキャラとしては好きだったけど、それは前の世界での事だし・・・・)










名無しさんはふと思い出したかのように呟いた











名無しさん「・・・レイベルト」


















・・・・・ボン・・・・・













名無しさんが呟くと名無しさんの目の前が白くなり、人影ができた













やがて煙がなくなり・・・金髪の少年、レイベルトが現れた











レイ「やぁ、久しぶり名無しさん」













名無しさん「久しぶり」










レイ「はじめて僕の名前呼んだね」











名無しさん「レイベルトに聞いてほしいことがあって・・・」









レイ「そうか。これ使いなよ」







スッとハンカチを出した









レイ「泣いてたでしょ?なんとなくわかったよ」








名無しさん「ありがっと・・・・。あのね」









それから今まであったことを言った








一緒に買い物に言ったこと





距離が近いとドキドキすること





日常が楽しいこと






それからさっきみた事








名無しさん「それですごく悲しくなってね・・・・・」







レイ「それは恋だよ名無しさん」







名無しさん「でもさ?私は此処に来る前つま

りトリップ前は確かにクザンのファンだった



よ?けどさ今あの人は私の上司だよ?こっち

にきてからは、それを意識しないようにして


きたし・・・・・」




レイベルト「確かに。あっちの世界の時にあっ

た名無しさんの感情は全部僕がけしたよ。だ


から名無しさんは大将の事を好きという感情


はなかった。アニメキャラとしてのはね。


けどこっちに来て実際に触れて名無しさんは

大将の事を人間として好きになったんじゃな

いの?」













沈黙










レイベルト「あのさ名無しさん。これは記憶が



無くなる事だからしたくはなかったけど。ト



リップ前の記憶けそうか?」













名無しさん「・・・・・え?」

















レイ「昔の記憶があるから戸惑うんでしょ?


消してそれでも大将が好きならそれは本気っ


てこと」









名無しさん「でも記憶けしたら・・・・レイベルト


に逢えなくなるんじゃ・・・・」










普通は家族って出てくるんだろうが前の感情


は消されてるため、家族という単語はでてこ


なかった








レイ「今まで僕を呼ばなかったのは、大丈夫



だったからでしょ?きっとみんな支えてくれ


るよ。少し記憶操作するだけさ」










名無しさん「・・・また、逢える?」








レイ「あぁ。かならず逢えるよ。名無しさん


が僕を忘れても僕は名無しさんを忘れない


し。ずっと傍に居るし遠くない未来で逢える


はずだよ」
















名無しさん「わかった。しばらくのお別れだね・・・」
















寂しそうな目だが同時に決意した目であった


















レイ「あぁ・・。じゃあ目つぶって?」












名無しさんは言われた通り目をつぶる












レイ「サヨナラ・・・・・






















。母さん」












小さい声でそういうとレイも目をつぶり消えた
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