海軍本部
□過去
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20年くらい昔の事
ある小さな島の
ある家族の話である
その島は小さいがとても活気に満ちていて
島中の人全員が家族みたいな感じだった
島の森の近くに1軒の家があった
2人の子と両親が住んでいた
長女は当時8歳
弟は当時5歳
貧しくも明るい家庭だった
あの日までは・・・・・・
「海賊だぁーーーーーー!!!!」
「男どもは戦えーー!!女子供は逃げろぉぉぉぉ!!!!!!!!」
「きゃゃゃゃゃ」
「おかーさん!おとーさん」
「うぇぇぇぇぇぇぇん」
海賊にはかなわなかった
森に住む家族も
「いいか?森ににげなさい」
「あなた!!行かないで」
「お父さん!!」
「パパァ」
「逃げなさい」
海軍が来た頃には半分以上の人が犠牲となっていた。
あの家族も少女は生き残ったが
弟は連れ去られ、両親は死んだ
少女はのちに海軍の大将の1人の秘書となった