《銀×土》
□サヨナラ。
3ページ/3ページ
それっきり後ろを振り向かなかった土方は、いよいよ熱くなりだしたアスファルトの陽炎に消えた。
引き止める隙さえ与えないように直接的な事は何も言わなかった土方から、確かに受け取った『サヨナラ』を握り締める。
「・・・狡ィ、言えよな・・・」
言ってくれたって、俺には引き止める術も無かったよ。
何もかもが当たり前過ぎて。
一番大事なものに、やっと気付いた・・・ーー。
〇サヨナラ〇
nora 20130831【SONG IMAGE】
⇒あとがき
やってしまいました(笑)
バッドエンドは嫌なのに、それでも惹かれてしまうのは何故でしょう。
一応ハッピーエンドの続きを考えています。
時間経過と季節的に、まだ先の更新となりますが上手く着地出来るよう頑張ります!