イナゴ
□tripstory
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「は?」
「お前さんに異世界にいってほしい」
とてもじゃないくらい意味が分からない。異世界にいってほしいとか映画
でもあるまいし...
「他の人に頼めないんですか?」
そんな馬鹿げたことに巻き込まれたくない
「お前さんじゃなきゃ駄目なんだ!」
僕じゃ駄目?なにか分からないけれど
少し興味が湧いた
「え、異世界で僕は何をするんですか?」
「異世界にいっくれるんだな!」
お爺さんは目をキラキラと子犬.....
のような目で見てきた
「まだ分からない」
「そっかぁ」
お爺さんは落ち込んでしまった
僕はあわてて訂正した
「で、でも興味はあるな」
僕は思ったこの人めんどくさいと
「お、ほんとか!」