AKB(裏なし2)
□まるでジャイアン
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sIDE優子
ここの使用人として働くようになって一週間。
屋敷の中はまるで迷路。いつか慣れるのかな
現在朝の8時で今日はお嬢様がでかけることになっている。
コンコン
「失礼いたします」
部屋の前で一礼してからドアを開ける。
「おはようございます、陽菜様。本日は〇〇家とのご予定が入っております。
起きてください。」
『・・んっ・・・』
「あ、陽菜様おはようございます。本日はご予定が・・・」
『いかない』
あたしが到着して専属使用人の二人もあとからきた。
朝起こすのはあたしの仕事。
まあ、二人はあたしの教育係みたいなもので陽菜様の言うことは、ほんとによく聴く。
一人はちっちゃいのでみなみさん。まあ仕事はよくできるの
もうひとりは、この前注射でお世話になったさやかさん。力と運動能力が高い。
「あの・・・陽菜様、、、待ち合わせに遅れっ」
『断っといて。』
「しかし・・・」
陽菜様がガバッと起き上がった。
『あのね、陽菜がいいっていったらいいの。』
「はぁ。・・・・」
待ち合わせにいかないでいいなんておかしいんではないか。