AKB(裏なし2)
□注射yいやいや(こじゆう)
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で、最後に最近はいった優子の番。
『ほら、優子。ここに座って。』
「注射嫌いなんです・・・・・」
あぁ、みんなの見てたら怖くなっちゃったわけね。
でも、みんな受けるものなの。
「はじめまして優子ちゃん。注射なんてすぐに終わるから、ほらちょっとだけチクッとするだけ。ね?」
部屋の隅で、いやいやする優子。
かわいい。けどね?
優子は専属だから特にカゼ引かれるわけにいかないの。
『さえとさやか。ちょっと優子連れてきて』
使用人の中でも優秀で体格のいい二人に優子を連れてこさせる。
二人が力ずくで立ち上がらせて、片手ずつ引っ張れば
腰を引いて粘る優子でも力では適わない。
『ベッドに寝かして、
さやかは足、さえは肩抑えといて。
篠田さん、陽菜が腕抑えとくんでその間にお願いします。』
寝かされたあとも、ジタバタ暴れようとする優子。
「やだー!注射はやめてください・・・・」
『優子!今日やらないなら、明日陽菜が今日の倍太い注射してするよ?』
そんなことは聞こえてないくらい、バタバタともがく。
結局、使用人のさやか、さえ、みなみ、みいちゃん、陽菜で無理やり抑えることにした。
『すいません、篠田さん。おねがいします。』
「い、いいんですか?こんなにないてますけど・・」
『大丈夫です。お願いします。』
チクッーー
「ぎゃーーーー!!!」
部屋じゅうに優子の泣き声が響いた。