AKB(裏なし2)
□注射yいやいや(こじゆう)
1ページ/2ページ
最近陽菜の使用人になった優子。
苗字は知らない。下の名前だけ知ってたらなんとかなるもん。
雨の日にずぶぬれになって座ってたから、
うちに連れてきた。
よく見たら目がくりくりでかわいくて、背がちっちゃくてリスみたい。
気にいったから3人目の専属使用人として採用。
前のふたりはだいぶなれてきて、仕事は普通にこなせちゃうからつまんないの。
必死だけど、慣れてなくて陽菜との三つの約束がこなせないほうがなんていうか
かわいがれるでしょ?
『こんにちはー!〇×病院の篠田です。
半年検診に参りましたー。』
「あ、陽菜の部屋にいますんでお願いします。」
そう。今日は半年に一回の注射の日
健康第1だしね、大事な使用人に熱とかだしてほしくないでしょ?
だから陽菜の家計の負担で使用人全員分の注射を半年に一回するの。
陽菜はお嬢様だから、寝る用のベッドのほかに
けがの手当て用のベットとか、お医者さんが使うようなライトとかある。
「こんにちはー。篠田です。」
「「「「「「こんにちは、お願いします。」」」」」
一人ずつ順番に軽く検診と注射を済ませる。