AKB(裏なし2)

□見抜かれる(こじゆう)
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ピーピー

「うわっ、お風呂から呼び出し!」

急いでお風呂場に向かう。

あたしの名前は優子。
あたしはここの使用人として働いているひとりで、
家がなく雨に濡れていた私を拾ってくれたのがここの屋敷のお嬢様の陽菜様。





ちったくてかわいいいね。何歳?って聞いてくれて、陽菜のうち来る?
なんて見ず知らずのあたしを家に呼んでくれた。






それから、ごはんをごちそうになりまして


「あ、ありがとうございました」
って頭を下げて出て行こうとしたら

『は?でてくの?お家ないんでしょ?
今日から住んでいいよ』
って言って下さって・・・・・




その代わり、使用人として雇うから他の使用人にやること教えてもらって。
あ、お給料はちゃんとあげる

ってなんか一気に決まってしまった。



陽菜様には専属の使用人が2人いて、
他にも使用人さんはいるんだけど、その人たちは家事をそれぞれ割り当てられてる。

で、3人目の専属の使用人として雇われたあたし。
もちろんあたしが一番したになるから、

陽菜様の呼び出しはあたしの担当。















バタバタバタッ


ドンドン
「優子です。お嬢様お呼びですか?」



『あー、間に合ったね。んー、用事は特にはないんだけどぉー、背中あらって?』




間に合ったって言うのは
『陽菜が呼んだら10秒以内にくること。これで陽菜がどこにいるかわかるようになってるから、
優子が何をしてても10秒以内に来るんだよ?』


といわれている。



間に合わないときにはお仕置きが待っていて、
陽菜様の部屋に連れて行かれて、
先輩の使用人さんふたりに押さえつけられて一晩中陽菜様に鳴かされたこともある。
結局気絶しちゃったんだけどね。




『背中洗って?』
といわれ



「は、、はい!」


ゴシゴシ
丁寧に洗う。




何度似ても綺麗な背中だなぁ。

胸もあるし、年齢に対してなんというか・・・・エロさがあるよね。

さらさらの髪。




『優子。なに陽菜に見とれてんの?』


「あ、いや。」



『考え事・・・・してたでしょ?』

「、、、い、いいいいいえ!」



つめたっ、
あれ?お風呂場の天井?


押し倒されたんだって気づいた。



『優子?
陽菜との三つの約束言ってみて。』



「返事ははいと答えます。」

『うん』

「陽菜様が呼んだら10秒以内に参ります」

『うん、』

「嘘を絶対につかないこと」



『うん、で優子はいま陽菜に嘘つこうとしたよね?』



「・・・・・・すいませんっ・・・」



『じゃあ、お仕置き・・・だよね?』





雇ってくれたお嬢様は
普段はとても優しいのに
約束にはとても厳しいお嬢様なのです。


「ひゃぁあああ」



☆たまにはこんなのもどうですか?

やっぱ普通のほうがいい?

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