続編シリーズ
□黒猫教師の本領
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「手は後ろに組んで。足広げなさい。」
『・・・・////////』
無言で言う通りにする大島さん。
だいぶ従順になってきたねー。
今日は最後の仕上げ。
『やっ・・・・んー/////』
「陽菜の肩に口つけたほうがいいんじゃない?声漏れてる。」
ま、水音は消せないけどさ。
『んー/////、、、あぁっ/////・・・やぁ・・・んっ・・・』
「あ、前田さん。」
『っ!!??』
『えっ。先生!・・・・と、優子?』
『あの!あっちゃん・・・はぁ・・・これは、、ちがくて、、、』
驚いてる前田さんに、必死に弁解しようとしてる大島さん。
大島さんは前田さんのこと好きなんだもんねー。
「前田さん。あと5分見てたら大島さんのかわいい鳴き声聞けるよ?」
『やだ・・・せんせい・・・』
前田さんも驚くばかりで、陽菜と大島さんの成り行きを見つめる。
『前田さん見ててね?』
クチュっと指を入れ、
『暴れたら大島さんの秘密ぜーんぶばらしちゃうよ?それにさ、ここ本棚の陰だってこと忘れないでね?』
前田さんには聞こえないように、大島さんに耳打ちする。
これまでも、
弱みを握ってそれを武器にいろんな生徒を従順にさせてきた。
今でも陽菜がとんとんと肩を叩くだけで顔をひきつらせて、挨拶してくる子や、
陽菜の噂を聞いて態度を一変させた子もたくさん。
そして、大島さんもその一人になってもらうの。