リクエスト9月13〜C
□家での理由は(こじゆうまり)
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「・・・・・・・・・・・・」
『・・・・・・・・・・・・」
一区離れた公園で見つけた麻里子。
執事総動員で探してやっと見つけた。
陽菜と優子が駆け付けたときには、すっごく罰悪そうな顔して、
とりあえず麻里子の首根っこを摑まえて無言で車に乗せた。
SIDE優子
麻里ちゃんを連れて帰って、、、
ソファに足を組んで座る陽菜と、その目の前に正座する麻里ちゃん。
さっきから二人ともだんまり・・・
あたしも、陽菜の隣に座って麻里子が話し出すのを待ってたけどさ、
「麻里子。」
『っ?!』
先に口を開いたのは陽菜だった。
「なんでお家でていったの?」
下を向く麻里ちゃんと、しっかり麻里子を見つめた話す陽菜。
『、、、て、迷惑、、だから。』
「ん?・・・へ?」
『あたし、いつも、、陽菜さんや優子の言うことちゃんと聞けなくてぇ・・・あたしがいたら迷惑になっちゃうしぃ、、、2人に捨てられちゃったら悲しいから・・・自分から出ていこうって思って、、、』
横で大きなため息をついた陽菜。
怒ってる?・・・・わけじゃなさそう。
麻里ちゃんをあたしと陽菜の横に挟むようにソファに座らせて、
「あのね、麻里子。陽菜たちは麻里子が嫌いだからいつも厳しいお仕置きするわけなじゃいの。
前にもいったでしょ?麻里子が大好きだから、ちょっと意地悪しちゃうだけ。」
「そうだよ、麻里ちゃん。あたしと陽菜は麻里ちゃんが大切。
勝手にどっかいっちゃってすごく心配したよ?家政婦さんも、掃除のおじさんも、執事たちもみんなで麻里ちゃんのこと探したの。」