AKB CP(裏なし)

□やっぱり大好き(こじゆう)
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「こじぱの方がたらしじゃん!」

『はぁ?じゃあなに?優子の、チューしたりだきついたりするのは

たらしじゃないってゆうの?」

「いっつも携帯ばっかりで、こじぱなんか大っきらい!」

『はるなだって、ゆうちゃんなんか嫌いだし。はあ』

「もういいもん!」

『何?怒ってきたのはそっちでしょ?ちょっとはるな出てくるから』

バンッ







なんていって、こじまさんは楽屋をでていってしまった。

「ゆうこー、こっちおいでー」

「はい、ここに正座ー。」

けんかをはじめから、見ていたまりちゃんとみぃちゃんに

呼ばれて座らされる。







『ここで優子にもんだーい!』なんて、いつもの調子でまりちゃんが言う。

『先に怒ったのはどっちでしょう?』

「わたし・・・・。」

『じゃあ、先にだいきらいっていったのは?』

「・・・・・・」

自分が悪いってわかってる。わかってるからこそ、バツが悪くなって

下を向いて黙っていた。





『優子こっちむいて』

強めの口調で真剣な顔でいってくるまりちゃん。

ほっぺをつねられる。しかも、思いっきり。





容赦ない痛さ

「いひゃい。」

『だから何』

「はにゃしひぇ」

『篠田の質問に答えたら話してあげる。

さきに、だいきらいっていったのはどっち?』





痛くて、情けなくて、涙が出てきた。

ほっぺを思いっきりつねったまま、三回目の質問。

『先にだいきらいっていったのは?』

「わた、、、し、、、うぅ、、ごめん、、、、、なさい」







ぽろぽろ涙を流していると、まりちゃんが手をはなして

ほっぺを優しくさすりながら優しい声で言う。

『謝るのは篠田にじゃないでしょ?

確かに、ずっと携帯さわってるにゃろも悪いけど、

でも、それでだいきらいって言ってもいい理由にはならないでしょ?』

『わかったなら、やるべきこと、、、あるんじゃない?』







そう、言われてこじぱを探しにいこうとしたとき、楽屋の扉が開いた。
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