10万ヒット企画小説ラスト
□そんなに好きなの?(ゆうこじ)裏
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★とんさんリク
優子攻め陽菜受けです!
ま・じ・で、久しぶりにこんなにいらっとした。
あたしがいること気づいてるかすら微妙なんだけど。
「麻里子のこれかわいいー♪」
「でしょー?篠田のお気に入り。」
「陽菜のこれも見てー?」
「おっ、いいねー。」
ほんっと麻里ちゃんばっかだね。
あたしに構おうって気遣いはにゃんにゃんの中にはないのかな?
その日、あたしはにゃんにゃんのほうを何回も見てたけど、
あたしに気づく様子はなかった。
途中、たかみなが心配してくれたけど、
ちょっと八つ当たりしちゃって申し訳ないことした。
撮影終了間際、あたしは
一行だけのメールをにゃんにゃんに送った。
『今日、家いくから。』
「ぁ、優ちゃん・・・・いらっしゃい。」
顔が引きつってるから、だいたい予測はついてるのかな?
『うん。』
『で?気づいてた?あたしが何回もにゃんにゃんのほう見てたの。』
「・・・・ごめん・・・」
『何が?」
「麻里ちゃんとばっかりいて、優ちゃんのこと気にしなかった。」
『うん。にゃんにゃんいっつもそうなんだけどさ、謝ったらあたしがいつも許すと思ってる?』
「ちがうっ!」
『なら!・・・・あたしの言うこと聞けるよね?』
『足は肩幅。手は頭の後ろで組んで。
片足はベッドにかけて。』