whitedream
□ハローハロー☆ベイベ
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ハローハロー☆ベイベ
昼下がりの午後――…
ヴァリアー幹部の私はとっても素敵なイタズラを思いつき、それを実行に移そうとしていた。
コンコン、とボスの部屋のドアをノックする。
「…入れ」
『失礼しまぁーす!!』
「オイ、今日は任務与えてねぇハズだ。何の用…だ…!!?」
私のお腹を見たザンザスは
目を見開き信じられないという顔で私の顔を見た。
『ほら、パパでちゅよー♪』
先に言っておくが、私のお腹にはクッションが仕込まれており断じて妊娠ではない。
だが何も知らないザンザスからすれば、まるで私のお腹に赤ちゃんが入っているように見えるであろう。
「お前…それ俺のガキじゃねぇからな…?」
『今の聴こえましたー?パパが責任逃れしようとしてまちゅよー?往生際の悪いパパでちゅねぇー?』
「手ぇ出してねぇんだから、出来るもんも出来ねぇだろ!!?」
『忘れたとは言わせませんよー?あの夜…ムリヤリ…くっ』
「『くっ』じゃねぇ。テメェの腹からクッション見えてんだよ!!」
『へ?…チッ!バレた!!あばよボスっ』
「…カスが!!後でかっ消す」
窓からクッションを片手に飛び降りて脱出。
次のターゲットは…
スクアーロ!!!
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