whitedream

□ハローハロー☆ベイベ
1ページ/3ページ




ベベ




昼下がりの午後――…

ヴァリアー幹部の私はとっても素敵なイタズラを思いつき、それを実行に移そうとしていた。


コンコン、とボスの部屋のドアをノックする。


「…入れ」


『失礼しまぁーす!!』


「オイ、今日は任務与えてねぇハズだ。何の用…だ…!!?」



私のお腹を見たザンザスは
目を見開き信じられないという顔で私の顔を見た。



『ほら、パパでちゅよー♪』



先に言っておくが、私のお腹にはクッションが仕込まれており断じて妊娠ではない。


だが何も知らないザンザスからすれば、まるで私のお腹に赤ちゃんが入っているように見えるであろう。



「お前…それ俺のガキじゃねぇからな…?」


『今の聴こえましたー?パパが責任逃れしようとしてまちゅよー?往生際の悪いパパでちゅねぇー?』


「手ぇ出してねぇんだから、出来るもんも出来ねぇだろ!!?」


『忘れたとは言わせませんよー?あの夜…ムリヤリ…くっ』


「『くっ』じゃねぇ。テメェの腹からクッション見えてんだよ!!」


『へ?…チッ!バレた!!あばよボスっ』


「…カスが!!後でかっ消す」



窓からクッションを片手に飛び降りて脱出。


次のターゲットは…
スクアーロ!!!




.

次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ