GLORIA

□第2夜
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「うっわぁ、しまった…」


誰もいない地下路に寂しく響く
リアの声




コレ、完全に迷子だ



このまま帰れなかったらどうしよう
神田なら置いて行くよ絶対。
任務終わって私が居なくても絶対先帰っちゃうって
そうゆう奴なんだよ昔っから!

そしたらもう私還っちゃうよ?土に



って呑気な事考えてる暇があるならさっさと出口探せって話だよな。




ゴソゴソ



ゴソゴソ??

「………ギャアァァァァ!!」



クモがあらわれた


く、クモ!!
どどどうしよう…


クモの攻撃
睨む

動けない
クモ怖い!!!


リアは動けない!
どうする?

ピピピ、ピコン
 たたかう
 じゅもん
 アイテム
→にげる


「うわっ!!来るな!!あっち行け!!!
………来るなァァァ!!!」





ドンッ




「……へ?」


バキバキッ
ガラガラガラ


アレ、デジャヴュだ

今日何回落っこちれば気が済むんだ、私!!
え、あれ、これ、太った!?


「……え、リアさん!!?」



こんな脆くなるもんなんだ。


伊達に五百年ほっとかれてないね。

でもクモどっか行ったし、にげるを押して正解だったな



「……リアさん?」


「ってアレ、新人君じゃん
どうしたの?なんか周りがドス黒いよ??」


「アレンです」


先程から無視されていた少年は
ニコッと笑ったが目は全く笑っていなかった


「……アレン君じゃん
どうしたの?こんなトコで」


「それが…
迷ってしまって」



「私も私もー」



アハハハハ






って駄目じゃん
笑ってる場合とちゃうよ。







――――――……




同時刻、神田達は



「ふたりがいない!!」




人形に逃げられていた。


「に゛っ 逃げやがった!!!
くそ あいつらどこに…っ」



「!!
神田殿後ろ…」



ザッ


忍び寄る影にも気付かずに…






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