imagination(完)

□四幹部 復活
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イアン「...だってよ。どうする?
キング。」

イアンがダイゴの方を見る。

ダイゴ「そんなの..決まってんだろ
?」

ライト達の方を振り向いたダイゴは
ニカッと笑った。

ダイゴ「俺達は戦隊だ!カオスも倒して街も守る!当たり前だろ!な!
みんな!」

ノッさん「もちろん!」

イアン「仕方ねえな。」

ソウジ「分かったよ。」

空蝉丸「拙者、キング殿についていく
で御座るよ。」

アミイ「YES!分かったわ!」

ダイゴの言葉に皆が賛成した。

車掌「ありがとうございます!」

ライト「よしっ!これから宜しくな!
キョウリュウジャー!!」

ライトとダイゴはガッチリと握手を
交わした。

ヒカリとソウジの目が合った。

ヒカリ「...さっきはごめん。
改めて....よろしく。」

ソウジ「...こっちこそ。
よろしく。」

ヒカリとソウジの様子にトカッチと
ノッさんは微笑み合うのだった。


ワゴン「フンフーン♪アオ
ちゃん起きたかしらぁ?」

話し合いの間、アオは
烈車内の奥の車両で寝かされていたのでワゴンが様子を見に来ていた。ふと
見るとアオは身体を起こしていた。

ワゴン「アオちゃん。具合は
どうかしらぁ?」

アオ「........」

ワゴン「アオちゃん?」

アオ「...ワゴンさん?」

ワゴン「!!元に戻ってる!!」

ワゴンは咄嗟にアオを強く
抱きしめた。

アオ「...え?」

よく分からないままワゴンに抱きしめられるアオ。

アオ「..あの?
ワゴンさん?」

不思議そうな顔をするアオに
ワゴンはハッとした様子で言った。

ワゴン「皆に知らせてくるわ!」

忙しなくワゴンが出ていった。

ワゴンさんどうしたんだろ...。

疑問が残るなか
ほどなくして、ワゴンと共にライトや
ダイゴ達がゾロゾロ入って来た。

ミオ「アオ!」

1番にミオがアオに
抱きつく。

アオ「えっ?えっ?ミオさん
いきなりどうしたんですか?」

ミオ「.......え?」

カグラ「アオちゃん?」

アオ「カ、カグラさんまで
どうしたんですか?知らない方も
いらっしゃるみたいですが..」

ヒカリ「何..言ってんの?」

明らかにアオの様子が
おかしいように見える。

ミオ「ミオって...呼んでくれないの?」

アオ「えっ!?ミオなんて!
呼べないですよ!お会いしたばかりなのに....」

アオのおどおどする様子は
初めて会った時そのものだった。

トカッチ「お会いしたばかりなのにって...。」

カグラ「そんなのってないよ..。」

車掌「これは...完全に今までの
記憶が抜けているようですね。」

車掌が言いにくそうに呟いた。
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