リクエスト専用コーナー Ⅱ
□こはね様リク 素直になれなくて 番外編
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『お待たせしました。オムハヤシライスです。』
店員がこはねの前に料理を置いた
こはねの向かいには陣まさと。
彼女逹はレストランで昼食デート中である。
『エネトロン気をつけなきゃいけねえな。』
陣がコーヒーを飲みながら言う。
こはねは少しだけ不満だった。
せっかくのデートなんだから、特命の話しばかりじゃなくてもっと．．．．．でも言えない。
こはねはオムハヤシライスを一口口に運んだ。ハヤシライスと卵の
絡みが絶品だ。
そうだ。勇気を出してみよう。
こはねは、スプーンで料理をすくうと陣の口許にもっていく。
『あ、あーん。』
『や、やめてくれよ。』
陣はこはねから顔をそむけた。
やっぱり私に魅力がないのかな。
それとも飽きたの？こはねが陣を
見つめると、
『じ、じろじろ見んじゃねえよ。』
とさらに顔をそむける。
言いたいことがあるなら言ってくれればいいのに！
陣さんのバカ！！
こはねがムッとした表情で陣を見ていると森下から通信が入った。
『メタロイドにヒロム君逹が苦戦しています！早く応援に行ってあげてください！』