imagination(完)
□記憶喪失
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ゴクッ。
ヒカリは生唾を飲むと恐る恐るその死体を指でつついた。
そしてフッと安心したように
息を吐く。
ヒカリ「死んでない。」
ヒカリの言葉に安心したのか皆がその場に集まる。
車掌「若い...女性のようですね。」
カグラ「ほんとだ!でも何で?」
皆の目の前には若い女性が
倒れていた。
女性は意識を失っているようだ。
トカッチ「休ませた方が良いんじゃないかな?」
トカッチの意見に皆頷いたがただ1人?だけが反対した。
チケットである。
チケット「見ず知らずの人間をかくまっておいてもし危険な人物だったらどうするんですか?」
チケットの意見にハッとするが
ライトが反論する。
ライト「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
ミオ「そ、そうだよ!」
チケットは話を続ける。
チケット「それにパスの無い人は
乗車出来ないはず、いったいどうやって....」
車掌「チケット君!いけません!
彼女が危険人物だとしても、
放っておくわけにはいけません。
僕達は彼女を助けないと!」
車掌の言葉にチケットは渋々
了承した。