リクエスト専用コーナー V
□ミサ様 リク 続 孤独なアバター
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涙はポタリ..ポタリと地面を
濡らしていく。
『泣いていない...』
『泣いてんだろ。どう見ても。』
ズキ...
またこの痛み。私は感情を無くしたんだ。決意したんだ!
しかし涙は次から次へと溢れていく。
そしてそれはだんだん苛立ちへと変わっていく。
『余計なことを....』
ヒロムを睨み付けるミサを見てもヒロムは動じることなくミサを
見ている。
『何が余計なんだよ。』
『ずっと隠して...来たのに。
自分の気持ちを。』
『何だよ。言えよ。』
『本当は...』
『ん?』
ヒロムが腕組みをしながらミサが
話す言葉を待っている。