リクエスト専用コーナー V
□ミサ様 リク 続 孤独なアバター
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『また、言えなかった。』
心配だと。大好きだと。
パパとママは私をヒロム達と同じように接してくれたし、親だと
思って欲しいと言ってくれた。
だけど私は甘えることが出来なかった。
私はアバター。感情を出しては
いけない。任務を遂行するためには家族になってはいけない。
そんな私にパパは言った。
『お前も大事な家族なんだよ。』と。
嬉しかった。だから今度こそ
気持ちを伝えようとした。
だけど...パパとママはデータ化されて消されてしまった。
だから私は2度と気持ちを表に出さないと決意した。