リクエスト専用コーナー V
□ミサ様 リク 孤独なアバター
6ページ/8ページ
視線を後ろに感じミサはその方に顔を向けた。
エンターが大きな刃をミサに首筋に近づけていた。
『貴女のようなマッピュースが
私に勝てるわけないでしょう...』
怪しい笑みを浮かべながらミサの
首筋に刃を当てる。
サラサラとした血液がタラリと
流れていくがミサは表情ひとつ
変えることはなかった。
ヒロムはその様子をフリーズしながら見ていた。段々とフリーズが 解けていくのを感じながら、
ヒロムはミサが味方なのだと分かり始めていた。
けどパパって誰のことなんだ。
ヒロムはフリーズが解けたので
イチガンバスターをこっそりと
転送した。
『おい!エンター!』
エンターはハッとして少し力を
緩めてしまった。
その拍子にミサはエンターから
離れ、銃をエンターの大きな刃に
向かって乱射した。
ドドドドドン!
『!!』
エンターの大きな刃はドロドロと
解けていた。
エンターは悔しそうに舌打ちするとスッと消えていった。